【 大志の会 内容 】
工学の設計の分野では、「モジュール化」という言葉が、しばしば使われます。これは、装置・機械・システムを、機能的にまとまった部分(モジュール)に分割し、その組み合わせによって全体を構成する事を表します。例えばプログラム作成で言えば、全体を一つのプログラムとして作成するのではなく、小さな独立した機能の単位に分割し、それらを組み合わせて全体を構成するという事です。このモジュール化によって、他の機能との複雑な関連を考慮することなく、機能の入れ替え・追加が可能になり、なおかつ保守も容易になります。つまり、システムの生産性や品質の向上を図る事が出来るのです。
そしてここ数年、経済学や経営学の世界でも、この「モジュール化」が注目を浴びています。実はこの言葉は、日本語で「標準化」と訳されます。我々社員は、学問的にではなく、実際の現場でそれを行う 役割を担っている事になります。
そこで今回採り上げる課題は、「業務の標準化とは」です。お互いの意識向上を願い、求められる会社、求められる人材を目指すこの機会を大切にして、お互い成長して参りましょう。
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